State of Readiness

将来へ向けた資産形成の準備

セゾン資産形成の達人ファンドに追加投資その後

先日、セゾン資産形成の達人ファンドに50万円追加投資したので、その後の状況を確認してみました。

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昨年と比較すると、大きく下がっているようには見えます。ただ、今回の追加投資で損益%を4ポイント位押し下げていますし、3年前は元本割れしていましたので、そこまでさかのぼれば全然十分な水準だと思います。3年を果たして長期投資といえるのかというのはありますが、時間を長期でとればなんとかなっていくということが確認できたような気はしてきましたので、この後大きく落ち込むようなことがあったとしても、引き続き長期投資を前提とした資産形成を継続していこうと思います。

 

純金(ゴールド)の為替の影響と分散効果調べてみました

純金(ゴールド)は「有事の金」とか「安全資産」と言われていたりしますが、為替の影響と分散効果が気になったので調べてみました。

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上のグラフで折れ線グラフ(左軸)は

の2つのETFを1月の終値で購入して持ち続けた場合の損益%の推移です。

2016/1スタート、2017/1スタート、2018/1スタートの3パターンで、同じETFをドルと円で買うことになるので、損益%の差異は為替の影響とみなせると思います。

こうしてみると、2016/1スタートの場合は、いきなり差が開いてそのまま進んでいますが、2017/1スタート、2018/1スタートでは、そこまで差が開かずに同じような動きをしているように見えます。2016/1スタートであっても動き方としては、似たように動いている所も多く、その意味では日本で純金(ゴールド)買った場合でも、世界の純金(ゴールド)の動きと同じように動くと言えそうです。もちろん、為替の影響を受けることはありますが。

次に、分散効果ですが、灰色の面グラフ(右軸)は私の保有しているSPDR S&P500 ETF(1557)の損益%の推移です。確実に分散効果があるという感じではないですが、2018夏にかけてのSPDR S&P500 ETF(1557)の上昇時には、純金(ゴールド)は下降。2018末にかけてのSPDR S&P500 ETF(1557)の下降時にには、純金(ゴールド)は上昇と、ある程度の分散効果は見られるようです。

現在、金ETF "金の果実" 純金上場信託(現物国内保管型)(1540)を少しだけ持っているのですが、純金(ゴールド)への投資ってどうなのかな・・・?と思ってきまして、気になる点を確認してみました。今回の結果を受けて、純金(ゴールド)への投資は継続していこうと思います。

 

セゾン資産形成の達人ファンドに追加投資しました

NISA口座で持っていたファンドからリレー投資を行い、セゾン資産形成の達人ファンドに50万円追加投資しました。リレー元は2015年度NISAで持っていた「Funds-i 外国株式(野村インデックスファンド・外国株式)」です。丸4年の投資期間で+32%の損益でした。信託報酬は税抜年0.55%で他の先進国株式ファンドと比べると今となってはかなり高めのコストのファンドということもあり、ここらでということで、売却してリレー投資しました。結果として、4年で3割以上のプラスで終えることができたので良かったです。

こういうリレー投資の場合、「リレー元はNISAで非課税枠なので利益は最大化したい」わけですが、そうなると「リレー先も投資時に高値圏っぽくなる」というところが気になります。リレーだから気にしないと割り切れれば良いですが、やっぱりちょっと気になる・・・。ということで、以下で「投資金額とタイミングは気にしない」ということを事前に確認しておいて、エイやっと実施してみました。

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約定時のセゾン資産形成の達人ファンドの運用状況はこうなっています。

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約定時のセゾン資産形成の達人ファンドの基準価格はファンド設定開始以来で77位/3,020位の所でした。こういうのを調べる時点でまだちょっと気にしていますが・・・。

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投資信託の信託報酬の影響調べてみました

投資信託の信託報酬の影響調べてみました

投資信託のコストは当然安い方が良いわけですが、実際に信託報酬の違いがどの位影響するか調べてみました。計算はざっくりで厳密にはやっていませんので、あくまで目安です。

条件は

  • 500万円を一括投資してあとは20年放置
  • 毎年年利4%で成長し利益は年末にまとめて追加
  • 信託報酬は年1回年末にまとめて控除
  • 比較は信託報酬0.4%と0.2%

です。

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5年で6万円、10年で15万円、20年で40万円の利益差が出ますね。複利運用となると0.2%の差だとしても結構大きい数字になります。やっぱりコスト大事ですね。

 

 

積立投資 vs 一括投資 vs テキトー投資

私自身は結構投資タイミングはテキトーで、気が向いたらスポット投資をするとか途中で投資を停止してしばらくしてまた始めるとかとかをする感じなのですが、もし毎月積立していたら・・・、もし一括投資していたら・・・、というのが気になったので調べてみました。シミュレーション元は以下の先日書いたセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの運用状況を用います。

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 実際の累計投資金額を均等月割りにして毎月積立を投資開始月から現在まで46回したという場合と初回に累計投資金額を全額投資した場合、それに実際の運用状況で比較をしてみました。すると、「一括投資強い・・・」という結果になりました。

f:id:stateofreadiness:20190711000908p:plainもちろん、投資開始のタイミングとか46回という積立期間が短いとかあるので、今後もこうである保証はありませんし、あくまで現時点までの状況での結果ということになります。また、今回元とした実際の投資行動は結果的に一括投資寄りになっているので、一括投資に近しい結果となっていると考えられます。まぁでも、だからといってなんでもかんでも一括投資だと、手元資金が必要ですし、暫くはドキドキしっぱなしになるというメンタルの問題もありますので、手法はどうでも継続さえすれば良いというスタンスで良いのかもしれません。

 

投資するタイミングの見極めは難しい

先日以下の記事でセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの運用状況を記載しました。

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 今の所イイ感じかなと思っていますが、これを見返してみて、長期投資では投資するタイミングを判断しないほうがうまくいくように改めて思いました。

例えば、上の運用状況の期間を2015/9~2016/10で切ると、以下のようになります。もし2016/10末時点状況をブログで書いたら、きっと悲しい気持ちになっていたと思います。投資開始当初はちょっと利益が出ていますが、年が明けたらマイナス転落、その後、ほぼ1年マイナス継続。ナンピンして1年で270万円を突っ込んでいますが、やはりマイナス・・・この頃は毎月、タイミング間違えたな・・・と思っていました。

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さらに、2015/9~2018/1で切ると、以下のようになります。投資開始以来の高値になってきて、2017/10位からここらが高値圏な気がしてきます。なのに、2017/11月に30万円、12月に50万円、2018/1月に30万円スポット投資しています。厳密には現時点でまだそれが明らかな有効打かどうかはわかりませんが、今の結果はそれを含めて良かったと思っていますので、高値圏と思っていても立ち向かって良かったと思っています。というか、当時良くできたな・・という感じです。今できるかな・・・。

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やはり長期投資では、投資直後に下がってタイミング間違えたなとか、高値圏っぽいから下がるまで待とうとか思わずに、投資するタイミングは気にしないというのが有効だと思いますし、自分でも実践していきたいと思います。

 

SPDR S&P500 ETF(1557)運用状況(2019/6末時点)

2019年6月末時点のSPDR S&P500 ETF(1557)運用状況です。
2018/3からかなり動きが大きかったのですが、やや変動幅が収まってきているように見えます。短期的に一喜一憂するのはあまり良くないのでしょうが、やっぱり変動が大きいと気にはなりますね・・・。自身で安心したくて、2018/3以降の上と下で評価金額を比較してみましたが、今のところは安心してホールドできそうです。

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  • 投資額 : 3,783,017
  • 評価額 : 5,071,500
  • 損益額 : +1,288,483
  • 損益% : +34% (+5ppts vs last month)
  • 利回り% : +11% (+1ppt vs last month)
  • 追加投資基準 : 4,347,000 > 評価額